はじめに
理事長 あいさつ
当法人は、設立してすでに50年を過ぎております。当初は保育園を設置・運営しておりましたが、昭和51年に特別養護老人ホーム慈恵荘を開設し、その後しばらくは長崎県からの痴呆性老人処遇技術研修施設委託事業や長崎県内の福祉関連学校の研修生の受け入れに専念して来ました。
その後、様々な施設を整備し現在では21事業所31事業を実施するまでになりました。 社会福祉の仕事は、日常生活の支援や技術的な指導を必要としているお年寄り、子どもや障害のある方々に人として生きがいを持って快適に生活できるようにするという誠にやりがいのある、崇高な仕事です。快適な施設を提供するほか、利用者様の満足度を満たすより質の高いサービスをいかに提供するか、日夜努力しています。
また、そのためには福祉スタッフが専門知識を生かして能力を十分発揮できるように、気持ちよく働ける職場づくりや処遇改善にも積極的に取り組む必要があります。 福祉スタッフと共に利用者様やご家族、地域社会、公的団体などのステークホルダーから支持され、地域社会にとって必要とされる存在であり続けたいと願っています。
今後、少子高齢化が更に進行しますので、介護保険制度が現行の枠組みで存続するのは極めて困難であり、今後どのように変革していくのか不透明ですが、いかなる変革であっても、社会福祉法人の使命を果たすため、乗り越えていかなければなりません。
社会福祉法人恵光会 理事長 遠山 光宣
恵光会の企業理念
2000(平成12)年の社会福祉基礎構造改革や介護保険制度の施行をはじめとして、これまで社会福祉に関する制度改革や見直しが行われてきましたが、私たち恵光会は、これからも地域の人々に愛され支援されながら様々な制度改革や課題を乗り越え、地域福祉の一端を担う存在であり続けたいと願っています。
利用者様一人ひとりの欲求や状態に応じた最適なサービスを効果的・効率的に提供するとともに、その担い手であるすべての職員の成長と幸福追求を支援しつつ、当法人の基本理念である「至誠天に通ず」の精神の下、誠実に業務を遂行することを誓います。
これらの業務遂行のほか社会貢献活動などを通して、社会福祉事業に携わる者としての使命を果たし、介護福祉文化の創造と併せて、すべての職員が誇りを持てるより良い組織風土の醸成に努めます。