生活習慣について
清潔習慣について
子供は汗っかきです。毎日お風呂に入り、肌着や洋服は清潔な物で、肌に優しい綿100%のものを着せましょう。ヒートテックの肌着は子供にはお勧めできません。
鼻の清潔はお風呂のときが一番です。鼻が詰まったままで口呼吸をして虫歯のリスクを高めたり、歯並びを歪ませたりと、さまざまな デメリットがあります。健康のためにも鼻の清潔を心がけましょう
また鼻水が出たらティッシュで拭くことを習慣付けましょう。(拭いてあげることで子供は気持ちがいいことを知ります。顔を洗うことや、手を洗いこと、お風呂に入ることも習慣(しつけ)です。清潔の習慣も小さいうちから身につけておきましょう。)
子供の鼻を拭くことで、次に鼻が出た時に教えてくれたり、自分で拭くことを覚えます。それから徐々に鼻の噛み方を教えてあげましょう。
薄着の大切さ・・・丈夫な体をつくるために
乳幼児突然死症候群(SIDS)はご存じでしょうか?原因不明の病気ではなく、高温環境(着せ過ぎ)が引き起こす事故(衣服内熱中症)とも言われています。
子供は成人に比べて代謝が活発であり皮膚は薄いため、体の表面の温度が高くなります。そして汗をかく機能も発達が十分でないため、皮膚から放熱することで体温を調節しようとします。厚着をさせてしまうと、皮膚からの放熱が上手くいかず、体に必要以上に熱がこもり、体温調節が出来なくなってしまいます。ためしにヒートテックを肌着として着て汗をかいてみてください。綿の肌着の良さがわかると思います。裏起毛の服も、活発に動く子供たちには向いてないようです。
薄着は体温調節機能を向上させ、病気になりにくい丈夫な体をつくることになります。
体温を調節する汗腺の数は2歳頃までに形成されるといわれています。汗腺の数は汗腺が形成されるときの環境が大きく関係しています。夏にクーラーのなかでばかり過ごしていると、汗腺が発達せず、暑さに弱い身体を作ってしまいます。近年の夏の暑さに負けない(熱中症にならない)体を作るためにも、小さいうちから外に出て汗をたくさんかくことは重要と言えます。